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『志賀原発の立地する石川県志賀町で,観測史上第2位の最大加速度を記録』〜理事 遠州尋美のコラム〜

NPO法人 地域資源ネットワークあいち・理事の遠州尋美です。

 

能登半島地震で震度7を記録した志賀町富来地区で記録した最大加速度は,何と2826ガル。東日本大震災時に,宮城県栗原市で記録された2934ガルに匹敵し,観測史上第2位でした。同町には,ご存知のように志賀原発が立地します。もし,震源断層の位置がわずかでもずれていたら……。背筋が寒くなる思いです。

 

 地震の強い揺れで,原発被災時の避難ルート11路線のうち7ルートが利用できなくなり,30Km県内にある多くの集落が孤立しました。原発を止めた樋口裁判長の「原発避難計画は絵に描いた餅」という指摘は,図らずも実証されたと言えるでしょう。

 

 石川県の馳知事は,3月28日開催の同県復旧・復興本部第2回会合で,「国防と一体の復興」をめざすと発言しました。能登空港の軍事利用,輪島駐屯地の拡充を復興事業として進めようというのでしょう。「もし,能登の自衛隊基地が敵基地攻撃能力を備えたら,志賀原発は間違いなくミサイル攻撃対象となる」。そうは考えないのでしょうか。

 

 

 原発や国防に頼り,被災者,被災地を盾にするなど言語道断。コミュニティ単位の分散型で循環型の復興をめざすことを基本としたいと思いませんか。

 

2024/4/26記

 


『能登半島地震の被災者,被災地に,支援と励ましを届けよう』〜理事 遠州尋美のコラム〜

NPO法人 地域資源ネットワークあいち・理事の遠州尋美です。

 1月1日に発生した能登半島地震では,発生から3ヶ月半をすぎた現在もなお,県の調べて1万人を超える避難者がおり,親戚を頼ったり,自ら民間賃貸住宅を借りたりして,県も被災市町も把握していない避難者もいて,「見えない被災者」は5万人を超えるとされています。「見えない被災者」には一切の支援が届きません。輪島市,珠洲市,能登町,穴吹町など,奥能登の被災地は,未だに瓦礫の撤去も進まず,日中は,住民の方も,工事関係者も,ボランティアもまばらな状態とお聞きします。被災者のみなさんの苦難を思うと,本当に心がいたみます。

 この状況を1日もはやく改善し,被災したすべての人たちが,どこにいても人間らしいくらしができ,明日への希望を持つことができなければなりません。能登の被災者と被災地の現状に危機感を抱いた私たちは,4月4日に緊急アピール「被災者主体の復興の道をめざして」を発表し,幅広いみなさんの賛同を呼びかけています。4月10日に,ご賛同者の第一次集約を行い,同時点の145名のご賛同者のお名前を付して,翌4月11日に,岸田首相,馳石川県知事,国政政党党首に送付いたしました。

 

 私たちは,このアピールにて,以下の4点を求めています。

(1)罹災判定や災害救助法による応急救助、公費解体、被災者生活再建支援金の申請はもとより、復興事業においても期限を区切ることなく、被災者がくらしとなりわいを取り戻すまで、支援を打ち切ることなく継続することを明確にしてください。

(2)在宅避難も含めて、避難が長期化したとしても、避難期間中の居住環境、医療、介護、就学条件など人間らしい暮らしに必要な支援については、「災害救助法による救助の程度、方法及び期間並びに実費弁償の基準」を抜本的に改めて、罹災判定や前例にとらわれることなく万全の支援を行うことを約束して、被災者の安全・安心を確保してください。

(3)罹災判定に関わらず、全ての被災者にアウトリーチして被災者の声に耳を傾け、寄り添いつつ、くらしの維持、再建にかかわる情報を届け、分散した被災者間のコミュニケーションを取り持つ伴走型システムを官民共同で築き上げ、維持できるように、財政的な裏付けと被災者情報の共有を行い、その取り組みを通じて被災者一人ひとりの意向の把握とその集約を行うことができるようにしてください。

(4)「基本的考え方」が示すように、「被災された方々が、再び住み慣れた土地に戻って来られるよう、そして一日も早く元の平穏な生活を取り戻せるようにすることが何よりも重要」であるとしても、被災者が「再び住み慣れた土地に戻」るか否かは、最終的には被災者自身が決めることになります。被災者が行う選択にかかわらず、全ての被災者が人間らしいくらしを取り戻すことができるように万全の支援をおこなうことを明確にしてください。

 

 以下の,緊急アピール賛同呼びかけサイトで,アピール全文,呼びかけ人氏名,ご賛同者名をご確認いただくことができます。また同サイトから,ご賛同の申し出をしていただくこともできます。ぜひ,同サイトをご覧ください。

 

 

https://miyagishinsailabo.com/proposal_on_noto_earthquake/

 

 2024/4/26記

 


2023年9月10日『原発をとめた裁判長』映画上映会を開催しました(終了)

2023年9月10日(日曜日)『原発をとめた裁判長』映画上映会を開催します。

 

映画名:『原発をとめた裁判長』

会 場:ウィルあいち 3F大会議室

日 時:2023年9月10日 13時〜16時40分

プログラム: 

12:30 開場

13:00 近藤 恵氏(二本松営農ソーラ代表)講演

14:00 映画上映

15:40 樋口 英明氏(元裁判長)講演 

16:40 閉会

 

入場料: 

一般 前売り1,000円 当日券1,200円

高校生・大学生 当日券500円(前売り無し)

 

 主 催:

NPO法人地域資源ネットワークあいち

あいち平和映画祭2023実行委員会

 後 援:

おひさま2014株式会社

 

お問い合わせ先:事務局(近藤)

電話/FAX  052-622-6155

 

チラシPDFダウンロードはこちら


2022年11月 NPO法人 地域資源ネットワークみえ 設立

理事の長谷川が代表となり、2022年11月、『NPO法人 地域資源ネットワークみえ』を設立しました。

2022年11月5日、発足式が柿安シティーホール(桑名市民会館)にて開催されました。

冒頭のあいさつで長谷川は、「約10年前から地域資源ネットワークあいちの理事として活動してきた。この経験を生かして『ゼロカーボンシティ桑名』を推進するために産・官・学をつなぐコーディネーターの役割として貢献していきたい」と述べました。

その後、桑名市の持続可能な地域社会を考える講演やパネルディスカッションを開催しました。

なお、同内容は11月8日付け中部経済新聞にて掲載いただきました。

 

 

 

地域資源ネットワークみえでは会員を募集しています。

詳しくは写真を印刷いただくか、下記ホームページのお問合せフォームより申込みください。

https://www.shigennet-mie.com/  

 


【会員限定】2022年10月22日インボイス制度説明会(終了)

「NPO法人地域資源ネットワークあいち」会員限定イベント

インボイス制度説明会を開催します。

日時  2022年10月22日「土」16時~17時30分(受付時間15時30分~16時)

会場 J一MACS税理士法人 名古屋泉事務所      TEL052一937一0600名古屋市東区泉2一15一23

参加費   無料 

講師  三林  新栄氏(税理士・行政書士)

定員  25

申込み締切 10月10日 

  TEL&F 052一718一4534

新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い

・咳、くしゃみなど呼吸器症状の見られる方や、37、5度以上の発熱または体調のすぐれない方は、参加をご遠慮ください。  

 

・参加の際はマスクの着用・手首のアルコール消毒をお願いいたします。

 

 


2022年10月~の飯田自然エネルギー大学4期生募集(終了)

長野県飯田市の一般社団法人飯田自然エネルギー大学にて、飯田自然エネルギー大学4期生の募集が開始されています。

2022年8月31日までの受付です。概要は以下のとおりです。

 

一般社団法人飯田自然エネルギー大学は、太陽光や小水力、バイオマスなど地域に根ざした再生可能エネルギー事業、

新電力事業など地域のエネルギー経営を担う人材の育成を目的として、飯田自然エネルギー大学の第4期生(2022-2024年)を募集します。

 

18回の授業で、再生可能エネルギーの専門家、事業者による講義(総論・各論)と実地研修、

事業化に向けて力を養うための事例研究などを段階的に進めて、最終授業では受講生全員が事業計画を作成して発表します。

受講生は、居住地域、年齢、経歴不問です。

 

受講を希望される方は、「募集要項」「学校案内」を確認の上、所定の応募書類(応募用紙、小論文2点)を提出してください。

4期生の応募締切は、831日(水)必着です。

 

主 催:一般社団法人飯田自然エネルギー大学

実施期間:202210月~20246月 18回開催

学 長:諸富徹教授(京都大学大学院経済学研究科)※カリキュラム監修

主会場:おひさま進歩エネルギー株式会社(長野県飯田市)

※授業は主会場での対面開催、オンライン講義を組み合わせて実施

定 員:20人 応募者は小論文2点による選考を実施。

 

募集期間:2022720(水)~831日(水)必着

授業料:1年次(授業9回)につき5万円

※飯田市及び下伊那郡在住者は、飯田まちづくり電力(株)による受講料補助対象(補助金額1万円)

入学式・第1回授業:20221022日(土)~23日(日)

応募先: 一般社団法人飯田自然エネルギー大学(おひさま進歩エネルギー株式会社内)

 

詳しくは、こちら。

 

https://ohisama-energy.co.jp/2022/07/22/enedai-4th/

 


2021年4月10日(土)再エネ視察ツアー実施します(終了)

 

当法人主催にて、2021年4月10日(土)再生可能エネルギー視察ツアーを実施します。

 

当日の集合は、

10時 昭和消防署前(地下鉄鶴舞線『御器所駅』出口)です。バスで、四日市市の竹炭プラント、いなべ市の営農型太陽光発電所を見学します。昼食は菰野町で自然薯料理専門店を予定しています。(未確定。昼食は実費必要)

解散は15時半予定です。

参加費無料、バス定員15名で、申込み締切3月末日です。

 

なお、現地集合による直接参加も事前申込みにより可としています。

ご予約、ご不明な点等がありましたら、

お問合せフォームにて、

または事務局窓口(おひさま自然エネルギー株式会社052-718-4534)

までご連絡ください。


2020年4月2日 小泉純一郎元首相 原発ゼロへの講演会は、【延期】になりました

下記講演は延期になりました。

公式発表の全文はこちら

延期に伴うチケットぴあの払い戻しの案内はこちらです。http://t.pia.jp/guide/refund.jsp

払い戻し期間【3月16日~4月15日】

その他お問合せは、最下段の窓口までご連絡ください。

 

 

2020年4月2日、名古屋市にて小泉純一郎 元首相よりご講演をいただけることとなりました。首相当時の過去を顧み、日本の歩むべき道というタイトルで、原発ゼロに向けたご自身の考えを中心に、日本の未来を語っていただきます。ふるってご参加ください。

 

講演名:「日本の歩むべき道」

会 場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

日 時:2020年4月2日

入場料: 前売り900円 当日券1,000円

  (大学生以下・障がい者[手話と要約筆記あり] 前売り300円 当日券500円)

 主 催:NPO法人地域資源ネットワークあいち

    一般社団法人アースパートナー協議会

 共 催:中日新聞社

    ※チラシに共催の文字が脱字しています

 後 援:おひさま自然エネルギー株式会社

お問い合わせ先:おひさま自然エネルギー株式会社  052-718-4534(土日祝を除く平日の午前10時~午後5時)

 


2019/11/1~3市民・地域共同発電所全国フォーラムin岡山(終了しました)

2019/11/1~3市民・地域共同発電所全国フォーラムin岡山が、岡山市のオルガホールにて開催されました。

理事の谷口が分科会4の「あ再エネ事業のためのお金の作り方、回し方」というテーマで、長野県飯田市や当会が母体である名古屋市のおひさま自然エネルギーの事例を発表しました。NPOバンクから派生した地域資源活用のためのお金の回し方について市民ファンドをあげました。

今後も中部圏にて市民ファンド事業のような好事例が生まれていくことを応援します。


 

 

地域資源ネットワークあいちから

講演会のご案内です。ふるってご参加ください。

 

  「バイオマスガス化発電の事業化と稼働状況」

高山市内で、木質チップ製造、熱電併用のボイラーを稼働させていらっしゃる谷淵代表のお話です。

(写真は木質チップイメージ)

  講演の日時: 2019126日(土)午後2時~午後330分(講演と質疑を含む)

    講師:  谷渕 庸次氏(飛騨高山グリーンヒート合同会社 代表取締役社長)

       会場: 東海EC㈱ 会議室    名古屋市瑞穂区瑞穂通5丁目26番地(052-841-8111 P有り)

            <公共交通利用の場合>名古屋市営地下鉄 桜通線「瑞穂運動場西駅」下車1番出口徒歩1分

   参加費: 正会員、賛助会員は無料、一般の方は参加費500

 お申込み先: 事務局(おひさま自然エネルギー㈱内 Tel / Fax0527184534)

         

 


当NPOの理事 谷口彰氏が、3回の講演を行ないます。

 

11月30日(金) 午前10時~ 小牧市 味岡市民センター
11月30日(金) 午後1時半~ グリーンパレス春日井
12月1日(土) 午後1時半~ 犬山市役所

北海道で大規模停電が起きたけど、どうしてなの?
再生可能エネルギー(自然エネルギー)って、増えてきているけど、誰がやっても同じじゃないの?自分の家や近所でつくると何かメリットあるの?電気代に載ってる賦課金て何なの? 

など、素朴な疑問にお答えする機会になれば幸いです。
中日新聞にも掲載されました。



◆2018年8月25日 講演会のお知らせ

 

 

「ソーシャルビジネスについて」


羅 一慶 氏 (中京大学元教授)

講師プロフィール:1990年延世大学政治外交学科卒業。

2003年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。

現在、NPOと市民参加の相互作用など、市民参加型の新しい地域・社会づくりについて研究・提言を行う。

 

日時:2018年8月25日(土)16時~18時

場所:J- MACS 税理士法人 名古屋泉事務所セミナー室 3

    (住所:名古屋市東区泉 二丁目15?23) 

 *地下鉄「高岳駅」1番出口から北(41号線沿い)に最初の信号を右折して70m側のMS泉ビル。 徒歩5分  

 

参加費:500円(当日、受付にてお支払いください)(会員無料)


*講演終了後、懇親会を近くの蕎麦屋さんで開催します(会費3000円)


 

 

参加方法:参加される方は、下記の項目を記載して、FAXしてください。また、メールでも参加申込を受け付けています。

        〔受付締め切り8月23日(木)〕

送付先

FAX番号 :052ー718ー4534

メールアドレス ohisama(at)aichi-ohisamanet.co.jp (at)を@に代えてください。

*「氏名」、「電話番号」、「懇親会参加の出欠席」、本文に「地域資源ネットワークあいち主催講演会参加」を記載してください。


問い合わせ先:地域資源ネットワークあいち 担当 佐藤

電話・FAX:052ー718ー4534(おひさま自然エネルギー株式会社内)

 


◆6月25日 ノルティングボイラ導入施設の見学会を、箱根の温泉にて実施しました。

箱根湯本の歴史ある温泉旅館雉子亭 豊栄荘』へ、愛知から会員約10名が見学に行きました。

この施設は、当法人で国内生産化を進めているドイツのノルティング社製チップボイラの初号機を導入していただけた施設です。当法人が導入した初号機であり、稼働までに多くの課題がありましたが、設置に至ることができました。能力450kWで、チップのサイロも大型のものです。豊栄荘様の原支配人のご協力のもと、信濃工業株式会社さんの尽力で、斜面への実機設計や管理システム等も含めた木質バイオマスボイラのシステム全体が出来上がりました。

◆会員を募集しています。詳しくは下記パンフレットをご覧ください。ご希望の方は時期を問わず受付していますので、下記パンフレット内にある申込み内容と、ご希望の意思を事務局までご連絡ください。

◆3月13日 当法人の設立記念講演会を開催しました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。